平成21年2月23日から、水俣病患者10名の皆さんが、バイオ・ノーマライザーを試していただいています。
このたびご協力いただけるのは、いくつもある患者会の中の「水俣病平和会」の井島会長をはじめ10名の方々です。
水俣病は58年前に起こったそうですが、懸命な研究と治療にもかかわらず症状の改善はほとんどなかったそうです。
井島会長は、国立水俣病研究所に対して、「何でも良いから、水銀を身体の中から出す薬を作ってくれ」と、言い続けて来られたそうです。
バイオ・ノーマライザーには、金属イオンキレート作用があることが学術研究で明らかになっています。その中では、鉄・コバルト・鉛・プラチナをキレート(無毒化)し、さらに汗や尿で体外排泄していることも分かっています。バイオ・ノーマライザーが水銀にもこの働きが発揮できるかどうか、1年間かけてデータを収集します。
当初は10名程度での実施を考えていましたが、製造・発売元の協力を得られたので、今後は患者数を限定せずに、協力いただける方には全員お願いできる状況になりました。