調整反応

不快な症状が強くなったり、増えたりする場合がありますが、これはバイオ・ノーマライザーの副作用ではありません。
症状が現れていなかった疾病やダメージを受けていた機能が、バイオ・ノーマライザーによって活性化され、修復しようと再び活発に活動し始めるためと考えられ、「調整反応」と呼んでいます。
また食べる量が不足していて、病気の進行を止められないでいる場合もあります。

調整反応の一例

全身的なもの 1.発疹・かゆみ 
2.痛み 
3.倦怠感や眠気が強くなる
局所的なもの 1.胃の重圧感、痛み、もたれ、むかつき 
2.腹部の張り、下痢、軟便 
3.目まい・頭痛 
4.目やに・目の充血 
5.動悸・不整脈 
6.女性の不正出血・下腹部痛・生理の状態が変わる
数値的なもの 数値の上昇(血圧・血糖値・GOT・GPTなど)
(全体的な身体の状態を観察・比較して、自覚症状が悪くなければ、数字に振り回されないようにしましょう。)

 
調整反応の対処のしかた

QOLを第一に考えて食べる量を調整します。

  • 不快な部分が増大しても、耐えられる状況であれば、継続か増量します。
  • 苦痛がひどく、我慢できないようであれば、減量・中止することもよい選択です。
  • バイオ・ノーマライザーを中止して、必要最小限の薬を使って、早期に症状を改善することもあります。(スイッチ法)

調整反応が強く現れることがある人。

  • 過敏症の人や衰弱している人
  • アトピー性皮膚炎や喘息などアレルギー疾患の人。
  • リウマチなど自己免疫疾患の人
  • 薬で症状を抑えている人(高血圧症など)